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[04]少女の存在

2015.07.26 (Sun)
少女の存在が明るみとなった最初の記録は、少女が10歳のころである。
その日、研究所の大広間にて、突如少女は現れた。
少女は 泰然と立ちながら、広間の中心にある電工掲示板を眺めていた。
そこには未解決問題に関する記事など、幼い子供には到底分かりようもない情報が並ぶ。

丁度、居合わせたのは研修生のリッツだった。
リッツは間もなくその奇妙な光景に気付いた。
そっと近づくと、穏やかに少女を追い立てようとした。
「お嬢さん、ここにいては危ないよ。」
「・・・。」
「どこからきたの?お母さんは?」
「・・・。」
表情ひとつ変化させないまま、少女は黙り込む。
リッツもどうしていいか分からず、立ちすくむしかない。
そうして少しして、少女は口を開いた。
「あなたはこの問題を解決できないの?これはね・・・」
少女が続けたのは、たった一つの答えに収束させる決定的な一言だった。
「君は・・・」


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